時のながめ
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2015年10月 |
ISBNコード |
978-4-10-311606-6
(4-10-311606-4) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 221P 20cm |
商品内容
要旨 |
郷里秋田の角館の山桜、六月の葉山の若い緑の木々、敬愛する唐木順三氏の信州の山房から見はるかす富士。外房鵜原海岸で過ごした少年の日の夏、家を焼かれ逃げ惑った空襲の悪夢、終戦のあとに命を絶った母、尼になった叔母。田宮虎彦、藤枝静男、後藤明生、江藤淳、三浦哲郎、秋山駿…亡き友人知己への痛烈な想い。小説家としての日々。変わらぬものと移りゆくものへの真摯な眼差しに貫かれた、待望のエッセイ集。 |
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目次 |
1(土地の記憶 |
おすすめコメント
胸に残る土地の記憶、戦争の記憶、逝きし人の記憶。時の移ろいの中に刻まれた言葉。郷里秋田の角館の山桜、六月の葉山の若い緑の木々、敬愛する唐木順三氏の信州の別荘から見はるかす富士。家を焼かれ逃げ惑った空襲の悪夢、終戦のあとに命を絶った母、尼になった叔母。田宮虎彦、藤枝静男、後藤明生、江藤淳、三浦哲郎、秋山駿……亡き友人知己への痛烈な想い。清冽な文章で書かれた、九年ぶりのエッセイ集。