• 本

その針がさすのは

出版社名 新潮社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-10-336113-8
(4-10-336113-1)
税込価格 1,925円
頁数・縦 154P 20cm

商品内容

要旨

僕ら夫婦は、不妊治療をしながら中野で暮らしている。いまや再開発の真っ最中で、サンプラザも閉館してしまった。でも、昔は陸軍中野学校があった。この街は戦前、満州と電信ケーブルで繋がっていたらしい。ふいに聞こえるようになった大陸からの声、変わりゆく友人たちとの関係、時空を歪みと記憶の交錯、魂を吸い寄せる腕時計。ボン・ジョヴィの曲を聴きながら受けた手術で、僕は断絶した歴史と接続してしまったのだろうか―。中野区を舞台に、芥川賞作家が真骨頂を発揮する。第2回東京中野文学賞大賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

この街、満州と繋がってたって? 中野区を舞台に芥川賞作家が真骨頂を発揮。僕が住む中野は再開発の真っ最中だ。サンプラザが閉館し、高層マンションの建設が進んでいる。そんなこの街が戦前、満州国と電信ケーブルで繋がっていたらしい。不妊治療手術を受けた僕は、断絶した歴史と接続してしまったのだろうか−−。芥川賞作家の想像力が、中野区を舞台に爆発する。第2回東京中野文学賞大賞受賞作。

著者紹介

羽田 圭介 (ハダ ケイスケ)  
1985(昭和60)年、東京都生まれ。高校在学中の2003(平成15)年に「黒冷水」で文藝賞を受賞しデビュー。明治大学商学部商学科卒。2015年、「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)