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この不寛容の時代に ヒトラー『わが闘争』を読む

出版社名 新潮社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-10-475216-4
4-10-475216-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 315P 19cm

商品内容

要旨

「他者に優しくなれない」社会の、先にある罠。格差、ヘイト、弱者切り捨て、疫病の蔓延、相互不理解…。やがて、人はこんな「思想」につけこまれてしまうのか、自ら溺れてしまうのか?緊急集中講義実録!

目次

1 不寛容はどこから生まれるか?
2 お互いの「耐えがたさ」
3 性も健康も国家が管理する
4 知性の誤使用としての反知性主義
5 総統の逆問題
6 いま生きるナチズム
7 歴史は繰り返すにしても

おすすめコメント

人に優しくない社会が何故できてしまうのか? U・エーコとヒトラーを同時に読み解くことで熱く伝える〈生き抜くためのレッスン〉。

著者紹介

佐藤 優 (サトウ マサル)  
1960(昭和35)年生れ。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英大使館、在露大使館などを経て、1995(平成7)年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月に背任容疑、同7月に偽計業務妨害容疑で逮捕。2005年2月執行猶予付き有罪判決を受けた。同年、自らの逮捕の経緯と国策捜査の裏側を綴った『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。以後、文筆家として精力的に執筆を続けている。主な著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞)など多数。共著も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)