
ロリータ
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2005年11月 |
ISBNコード |
978-4-10-505605-6
(4-10-505605-0) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 462P 20cm |
商品内容
要旨 |
ヨーロッパの教養豊かに育ったハンバート・ハンバートは、幼い頃の最初の恋で心に傷を負っていた。理想のニンフェットを求めながらも、パリで結婚するが失敗。離婚を機にフランス語教師としてアメリカに渡った彼の下宿先には、一人の少女がいた。ロリータ。運命のいたずらから、ロリータと二人きりとなったハンバートは、彼女とともに車で全米を転々とすることになる―彼らを追跡する、謎の男が登場するまでは。少女愛というタブーに踏み込んだがためにスキャンダラスな問題作として広く知られる一方、本書が幾多の「謎」を重層的に含み込む、精緻極まるパズルのような名品であることは意外と知られていない。その緻密な「謎」ゆえに、今もなお世界中の読み巧者たちを引きつけてやまない文学の逸品、「言葉の魔術師」ナボコフの最高傑作が、発表50年を経て待望の新訳。 |
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出版社 商品紹介 |
幾多の読み巧者たちを、今なお精緻な迷宮へと誘い続ける傑作。ナボコフ研究の第一人者が解読し、訳し出した鮮烈なロリータ像。 |