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江戸の閨房術

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-10-603547-0
4-10-603547-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 221P 20cm

商品内容

要旨

江戸時代、いかに男女の交合を楽しむかという観点から、多くの色道指南書(奥義書)がまとめられた。『好色訓蒙図彙』『房内戯草』『閨中紀聞 枕文庫』など、今に残る諸冊子をひもとき、「玉門品定め」から前戯、交接方法、九体位、「新鉢を割る」方法、秘具・秘薬の実際まで、その過程ごとに挿絵を添えながら紹介し、世界に冠たる庶民文化の先進性を明らかにする。

目次

玉門品定め
玉門には三玉あり
開渡しと口吸い・口取り(オーラル・セックス)
津液の神秘(愛液はどこから)
九浅一深(男の効果的な交合運動)
交合体位(どんな接し型があるか)
世界に冠たる色道の奥義
夜這の法と目視の法
新鉢を割る
女の立場からの交合
尻は格別(衆道の楽しみ方)
『秘事作法』にみる御殿女中の性の奥義
江戸の閨房秘具と秘薬

出版社
商品紹介

「玉門品定め」から、前戯、交合、秘具・秘薬の使用法まで。色道の奥義を記した指南書をひもとき、当時の性愛文化を振り返る「江戸のハウ・ツー・セックス」。

おすすめコメント

女には三つの玉がある!江戸時代、いかに男女の交合を楽しむかという観点から、多くの色道指南書(奥義書)がまとめられた。本書では、今に残る諸冊子を紐解き、「玉門品定め」から前戯、交接方法、九体位、「新鉢を割る」方法、秘具・秘薬の実際まで、その過程ごとに挿絵を添えながら紹介し、世界に冠たる庶民文化の先進性を明らかにする。

著者紹介

渡辺 信一郎 (ワタナベ シンイチロウ)  
江戸庶民文化研究者。1934年東京生まれ。早稲田大学卒。元都立深沢高校校長。1965年より古川柳研究会会員。蕣露庵主人の筆名もある。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)