• 本

日本人の愛した色

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-10-603597-5
4-10-603597-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 156P 図版16P 20cm

商品内容

要旨

利休鼠、深川鼠、藤鼠、鳩羽鼠…。あなたには違いがわかりますか?化学染料を使わずに天然素材で糸や布を染めていた時代、日本人はどのように色と付き合っていたのか?紅花、藍、刈安などによる古法の染色を探求しつつ、物語や歌に込められた四季の想い、衣装や絵画、書跡や工芸を手掛かりに、古代から中世・近世までの色彩感覚を生き生きと甦らせる。

目次

第1章 赤への畏敬
第2章 高貴な色となった紫
第3章 多彩な青と緑
第4章 仏教の黄、魔力の金
第5章 町人の色、茶と黒

出版社
商品紹介

桜鼠、素鼠、銀鼠、利休鼠、鳩羽鼠、小豆鼠、薄雲鼠、源氏鼠……。あなたが日本人なら違いがわかるか…。化学染料到来以前の、伝統色の変遷を辿る。

著者紹介

吉岡 幸雄 (ヨシオカ サチオ)  
1946年京都生まれ。染色家。早稲田大学第一文学部卒業後、美術図書出版の「紫紅社」を設立。88年「染司よしおか」五代目当主を継ぎ、伝統的な植物染による日本の色をあらわす。東大寺、法隆寺、薬師寺、石清水八幡宮などの行事で用いられる造り花、衣装、道具を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)