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昭和史を陰で動かした男 忘れられたアジテーター・五百木飄亭

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-10-603700-9
4-10-603700-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 367P 20cm

商品内容

要旨

正岡子規と同郷の俳人で、子規第一の弟子と言われ、医師として日清戦争に従軍した男は、やがて俳句の世界から言論界、そして政治の舞台裏へと歩を進める。原敬暗殺、二・二六、張作霖爆殺事件など、日本が戦争へと突き進む中で果たした男の役割とは?近衛篤麿、大隈重信、田中義一に近く、右翼の頭目・頭山満の衣鉢を継いだ国粋的“浪人”の謎多き一生。

目次

序章 浪人とは何か
第1章 五百木飄亭の青春
第2章 戦場の俳人
第3章 戦争は民族の詩である、と
第4章 政治的ロマン主義へ
第5章 国家主義者の群れ
第6章 帝国主義日本のイデオローグ
第7章 “浪人”の境涯
終章 近衛文麿に看取られるように

出版社
商品紹介

正岡子規と同郷の俳人で、その第一の弟子とも言われながら、政治の舞台裏へと進んだ男。近代日本を陰で動かした<浪人>の一生。

著者紹介

松本 健一 (マツモト ケンイチ)  
1946年群馬県生まれ。作家、評論家。東大経済学部卒。現在、麗澤大学経済学部教授。評論、評伝、小説など多方面で執筆する。『評伝 北一輝』(全5巻、岩波書店)で、2005年に司馬遼太郎賞と毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)