• 本

秘密資金の戦後政党史 米露公文書に刻まれた「依存」の系譜

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-10-603850-1
4-10-603850-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 349P 20cm

商品内容

要旨

戦後75年、日本の民主主義を歪めた“公然の秘密”を明らかにする!冷戦下、保革主要政党が米ソから密かに受けてきた違法資金。ハワイでの受け取り、迂回融資、工作員による手渡し、系列企業の優遇…手練手管を駆使して渡された闇の資金は、イデオロギー対立の狭間で、日本政治に何をもたらしたのか?綿密な調査によって発掘された一級資料が暴く「政治とカネ」問題史上、最大の暗部。

目次

序章 外国の資金援助はなぜ違法か
第1章 米国の自民党秘密工作
第2章 民社党誕生の内幕
第3章 日本共産党とソ連の「内通」
第4章 社会党の向ソ一辺倒
終章 民主政治の発育不良

おすすめコメント

冷戦下、日本の主要政党は米ソの違法資金によって骨抜きにされていた! 「戦後政治」が見逃し続けた暗部を徹底取材で明らかにする。

著者紹介

名越 健郎 (ナゴシ ケンロウ)  
1953年、岡山県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒。時事通信社に入社。バンコク、モスクワ、ワシントン各支局、外信部長、仙台支社長などを経て退社。2012年から拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)