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歴史としての二十世紀

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-10-603904-1
4-10-603904-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 231P 20cm

商品内容

要旨

「“いい人”の政治家が戦争を起こすことがある」「ロシアに大国をやめろと強制することはできない」―戦争の時代に逆戻りした今、現実主義の視点から「二度の世界大戦」と「冷戦」を振り返る必要がある。世界恐慌、共産主義、大衆の台頭、文明の衝突…国際政治学者の「幻の名講演」を初の書籍化。

目次

第1回 戦争の世紀―世界戦争と局地戦争
第2回 恐慌―大成の前の試練
第3回 共産主義とは何だったのか
第4回 繁栄の二五年
第5回 大衆の時代―資本主義と民主主義
第6回 異なる文明との遭遇

出版社・メーカーコメント

「戦争の世紀」が再来した今こそ、高坂史観が役に立つ−−! 「〈いい人〉の政治家が戦争を起こすことがある」「ロシアに大国をやめろと強制することはできない」−−戦争の時代に逆戻りした今、現実主義の視点から「二度の世界大戦」と「冷戦」を振り返る必要がある。世界恐慌、共産主義、大衆の台頭、文明の衝突……国際政治学者の「幻の名講演」を初の書籍化【解題・細谷雄一】。

著者紹介

高坂 正堯 (コウサカ マサタカ)  
1934年、京都市生まれ。京都大学法学部卒業。1963年、「中央公論」に掲載された「現実主義者の平和論」で鮮烈な論壇デビューを飾る。1971年、京都大学教授に就任。『古典外交の成熟と崩壊』で吉野作造賞受賞。佐藤栄作内閣以降は外交ブレーンとしても活躍。1996年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)