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酒乱になる人、ならない人

新潮新書 048

出版社名 新潮社
出版年月 2003年12月
ISBNコード 978-4-10-610048-2
4-10-610048-7
税込価格 814円
頁数・縦 202P 18cm

商品内容

要旨

日本人の六人に一人は「酒乱」?「酒乱」遺伝子を持っていて、かつ「下戸」遺伝子を持っていない人、それが酒乱になるための必要条件である。この条件には、なんと日本人の六分の一が該当する。自分の「酒乱」が実は遺伝子のせいであると知ったら?「酒豪」も遺伝子のおかげだと分かったら?本書は、アルコールが細胞や脳にもたらす「酔い」や、「酒乱」のメカニズムを最新の研究をもとに科学的に解説。

目次

1 あなたのアルコール依存度は?
2 エタノールの吸収と代謝
3 細胞レベルでの酩酊
4 大脳レベルでの酩酊
5 酒を好む遺伝子
6 アルコール依存症
7 酒乱―その大脳生理学的解釈
8 アルコールの脳への毒性
9 男と女ではどちらが酒に強いか
10 酒と社会
11 上手な酒の楽しみ方

著者紹介

真先 敏弘 (マサキ トシヒロ)  
1961(昭和36)年兵庫県生まれ。東京大学医学部医学科卒業。同大医学部神経内科、国立精神・神経センター神経研究所、虎の門病院、防衛医科大を経て、国立療養所久里浜病院神経内科医長。現在、ニューヨーク、ロックフェラー大学に研究留学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)