• 本

由布院の小さな奇跡

新潮新書 094

出版社名 新潮社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-10-610094-9
4-10-610094-0
税込価格 770円
頁数・縦 223P 18cm

商品内容

要旨

由布院は盆地である。かつては山に囲まれた普通の田舎だった。名所旧跡もない。温泉の湧出量は全国第二位という豊富さだが、客は少なかった。現在、旅館も増え、みやげ物屋が立ち並び、国内温泉地のなかでトップクラスの人気を集めるようになった。年間の観光客は三百八十万人、宿泊客は九十五万人を数える。この奇跡的な成功の陰にはどのような努力があったのか。「由布院ブランド」を築き上げたまちづくりの物語。

目次

第1章 ふたりの「まちづくり達人」
第2章 由布院らしい「まちづくり」
第3章 「まちづくり」のあゆみ
第4章 由布院へ来た人たち
第5章 発展する由布院の悩み
第6章 由布岳の麓に生きる

おすすめコメント

トップ・ブランド温泉地はこうして出来た!かつての寂しい田舎の盆地が、いまや年間の観光客380万人を数えるような「一度は行ってみたい温泉地」に変貌した。その奇跡的な成功の裏に隠された数々の物語とは・・・。

著者紹介

木谷 文弘 (キタニ フミヒロ)  
1947(昭和22)年、岡山県生まれ。愛媛大学卒業後、大分県庁に勤務。土木技師として道路建設や都市計画に携わった後、早期退職。現在「木谷ムラマチ計画研究室」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)