天皇はなぜ生き残ったか
新潮新書 312
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2009年4月 |
ISBNコード |
978-4-10-610312-4
(4-10-610312-5) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 223P 18cm |
商品内容
要旨 |
平家から維新までの約七〇〇年間、天皇は武士に権力を奪われていた。しかし、将軍職や位階を授ける天皇は権威として君臨した―。このしばしば語られる天皇像は虚像でしかない。歴史を直視すれば、権力も権威もなかったことはあきらかだ。それでも天皇は生き残った。すべてを武士にはぎ取られた後に残った「天皇の芯」とは何か。これまで顧みられることの少なかった王権の本質を問う、歴史観が覆る画期的天皇論。 |
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目次 |
第1章 古代天皇は厳然たる王だったか |