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いい家は「細部」で決まる

新潮新書 477

出版社名 新潮社
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-10-610477-0
4-10-610477-6
税込価格 748円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

初心者はインテリアに目を奪われるが、住宅通は家のすみずみに目を凝らす。心地よさ、堅牢さ、収納力―いい住まいとは「いい部品」の見事な結集なのだ。大きな柱や壁から、普段は隠れた釘や鉄筋まで52品目を厳選、それぞれの歴史と物語を綴る。蛇口はなぜ「蛇」なのか?丸型からレバー式になったドアノブの最新形とは?「頼りない」襖や土壁ならではの効用は?我が家が違って見えてくる、新たな愉しみをこの一冊で。

目次

1 蛇口はなぜ「蛇」なのか―室内の部品篇(敷居―なぜ踏んではいけないのか
襖―気配の伝わる「壁」の効用は
畳―京間と江戸間はどれほど違うか ほか)
2 釘が何本あったら家が建つか―家屋の素材篇(釘―「和釘」はなぜ消えたのか
合板―無垢板より劣っているのか
螺子―雄と雌がいるのをご存知ですか? ほか)
3 「うだつ」のある家、見あたらない家―外回りの部材篇(雨戸―なぜ北国の家にはないのか
雨樋―歩行者のためではありません
網戸―お姫様の輿入れ道具が進化して ほか)

出版社・メーカーコメント

初心者はインテリアに目を奪われるが、住宅通は家のすみずみに目を凝らす。心地よさ。堅牢さ。収納力。いい住まいとは「いい部品」の見事な結集体なのだ。大きな柱や壁から、普段は隠れた釘や鉄筋まで52品目を厳選、それぞれの歴史と物語を綴る。蛇口はなぜ「蛇」なのか? 丸型からレバー式になったドアノブの最新形とは?「頼りない」襖や土壁ならではの効用は? 読むほどに見慣れた我が家が違って見える、新たな愉しみをこの一冊で。

著者紹介

永江 朗 (ナガエ アキラ)  
1958(昭和33)年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒。西武百貨店系洋書店勤務後、フリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)