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国語教科書の闇

新潮新書 534

出版社名 新潮社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-10-610534-0
4-10-610534-9
税込価格 748円
頁数・縦 187P 18cm

商品内容

要旨

国語の教科書が、変だ。「羅生門」「こころ」「舞姫」は、議論もされずに「定番教材」と化し、横並びで採録される没個性ぶり。国語教科書がここまで画一化したのはなぜなのか?そもそも、これらの「暗い」作品は教材にふさわしいのか?「定番小説」という謎、知られざる舞台裏、採択を決定する「天の声」、教員の本音、仰天の実態。問題は歴史教科書だけじゃない。もう一つの「教科書問題」がここにある。

目次

第1章 定食化する国語教科書
第2章 「定番の王様」はいかにして誕生したか―「羅生門」
第3章 漱石も驚く一人勝ち―「こころ」
第4章 鴎外の影が薄くても生き残る―「舞姫」
第5章 定番小説はなぜ「定番」になったのか
第6章 定番小説は教科書にふさわしいのか

出版社・メーカーコメント

「羅生門」「こころ」「舞姫」なぜ定番小説ばかりなのか? 【もう一つの教科書問題に迫る】 国語の教科書が、変だ。「羅生門」「こころ」「舞姫」は、議論もされずに「定番教材」と化し、横並びで採録される没個性ぶり。国語教科書がここまで画一化したのはなぜなのか? そもそも、これらの「暗い」作品は教材にふさわしいのか? 「定番小説」という謎、知られざる舞台裏、採択を決定する「天の声」、教員の本音、仰天の実態。問題は歴史教科書だけじゃない。もう一つの「教科書問題」がここにある。

著者紹介

川島 幸希 (カワシマ コウキ)  
1960(昭和35)年、東京に生まれる。学校法人秀明学園理事長、秀明大学学長。東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)