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知の訓練 日本にとって政治とは何か

新潮新書 578

出版社名 新潮社
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-10-610578-4
4-10-610578-0
税込価格 814円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

“知”を鍛えれば、「この国のかたち」がはっきりと見えてくる―。西洋から輸入した国会中心の「政治」と、天皇中心の「政事」。両者がせめぎ合い、日本という国は形作られてきた。「なぜ皇居前で暴動が起きないのか」「伊勢神宮vs.出雲大社」「アメリカ化する地方」等、都市や宗教、時間、性といった私たちの日常に隠れた「政治」の重要性を説き明かす。長年の研究成果を惜しみなく盛り込んだ、“学び”の喜び溢れる白熱講義!

目次

第1章 だれが日本の時間を支配しているのか―時間と政治
第2章 なぜ日本では「広場の政治」が根付かないのか―広場と政治
第3章 日本でもっとも政治的な神社―神社と政治
第4章 なぜ「神道は宗教に非ず」とされたのか―宗教と政治1
第5章 二つの神“伊勢神宮vs.出雲大社”―宗教と政治2
第6章 なぜ東京には政治の“中核”がないのか―都市と政治1東京編
第7章 いかにして民都・大阪は生まれたのか―都市と政治2大阪編
第8章 アメリカ化する地方と親心の政治―地方と政治
第9章 元始、日本の女性は政治的存在だった―女性と政治

著者紹介

原 武史 (ハラ タケシ)  
1962(昭和37)年生まれ。明治学院大学国際学部教授。専門は日本政治思想史。早稲田大学卒業、東京大学大学院博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)