• 本

韓国民主政治の自壊

新潮新書 953

出版社名 新潮社
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-10-610953-9
4-10-610953-0
税込価格 946円
頁数・縦 266P 18cm

商品内容

要旨

文在寅大統領は在任期間中、一貫して民主政治を壊そうとしていた。三権分立を無視した検事総長の解雇、検事や裁判官を捜査するための「ゲシュタポ機関」創設、「メディア懲罰法」制定の試み…。そのすべては「従中・反米・親北」という政治路線と符合していた。文在寅にクビにされたその検事総長が新大統領に就任した今、果たして韓国は変わるのか。朝鮮半島「先読みのプロ」による冷徹な観察。

目次

第1章 コロナが暴いた韓国の素顔(「西洋の没落」に小躍り
宗教に昇華した「K防疫」 ほか)
第2章 あっという間にベネズエラ(三権分立の崩壊が生んだ尹錫悦大統領
永久執権目指し「ゲシュタポ」設立 ほか)
第3章 そして、友達がいなくなった(猿芝居外交のあげく四面楚歌
「慰安婦を言い続けるなら見捨てる」と叱った米国 ほか)
第4章 韓国はどこへ行くのか(「レミング」が呼ぶ李朝への先祖返り
保守も左派も核武装に走る ほか)

出版社・メーカーコメント

文在寅大統領は在任期間中、一貫して民主政治を壊そうとしていた。三権分立を無視した検事総長の解雇、検事や裁判官を捜査するための「ゲシュタポ機関」創設、「メディア懲罰法」制定の試み……。そのすべては「従中・反米・親北」という政治路線と符合していた。文在寅にクビにされたその検事総長が新大統領に就任した今、果たして韓国は変わるのか。朝鮮半島「先読みのプロ」による冷徹な観察。

著者紹介

鈴置 高史 (スズオキ タカブミ)  
1954(昭和29)年愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員、香港特派員、経済解説部長などを歴任し2018年に退社。02年、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)