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データ・ボール アナリストは野球をどう変えたのか

新潮新書 1053

出版社名 新潮社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-10-611053-5
4-10-611053-9
税込価格 1,166円
頁数・縦 311P 18cm

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要旨

ビジネス界では、データの活用によって既存のサービスに新たな価値が追加されたり、新ビジネスが創出されたりと、様々な変化が起きている。野球界もまた、データの活用によって様変わりしつつあるようだ。データの活用には、専門的な知識も必要になる。選手や関係者たちは、変化にどう対応しているのだろうか。本書は、弾道測定器をはじめとする先端的なハード機器の普及、それらがMLB(メジャーリーグ・ベースボール)やNPB(日本野球機構)など野球界にもたらした変化を追っている。近年、機器やシステムの進化によって投球や打球の球速、軌道、変化量など様々なデータを取得できるようになった。結果、それらをいかに活用し、選手の成長やポテンシャルの分析につなげるかが問われるようになっている。これに伴い、選手とデータをつなぐ役割を担うアナリストの仕事の範囲も広がっているようだ。著者はスポーツライター。1959年大阪府生まれ。立命館大学卒業後、広告制作会社、旅行雑誌編集長などを経て現職。ブログ「野球の記録で話したい」を運営。著書に『巨人軍の巨人 馬場正平』などがある。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年10月1日]

商品内容

要旨

今やプロ野球の現場では、あらゆることがデータで分析されている。選手の評価軸も変わり、打率や打点、投手の勝利数といった従来型の指標は、MLBではもはや重視されていない。野球は、従来とは違うスポーツに進化したのだ。こうした「データ・ボール革命」の担い手となったのがアナリストたちだ。プロ野球の現場の隅々にまで入り込んだ彼らによって、野球はどう変わってきたのか。その深層をレポートする。

目次

第1部 日本野球「最新のリアル」(埼玉西武ライオンズのイノベーション
アナリストという仕事
トラックマン、ラプソード、ホークアイ、そして…
スポーツデータ関連ビジネスの進化
アマ球界のイノベーション
データ野球の実験場ジャパンウィンターリーグ
「素人」が切り拓くデータの世界)
第2部 「数字のスポーツ」野球の歩み(「記録の神様」たちの時代
『マネー・ボール』がやってきた
「アソボウズ」という会社があった
MLBデータ野球、異次元の進化へ)

出版社・メーカーコメント

今やプロ野球の現場では、あらゆることがデータで分析されている。選手の評価軸も変わり、打率や打点、投手の勝利数といった従来型の指標は、MLBではもはや重視されていない。野球は、従来とは違うスポーツに進化したのだ。こうした「データ・ボール革命」の担い手となったのがアナリストたちだ。プロ野球の現場の隅々にまで入り込んだ彼らによって、野球はどう変わってきたのか。その深層をレポートする。

著者紹介

広尾 晃 (ヒロオ コウ)  
1959年大阪府生まれ。スポーツライター。立命館大学卒業後、広告制作会社、旅行雑誌編集長などを経てライターに。ブログ「野球の記録で話したい」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)