商品内容
要旨 |
死人斎藤杢之助の前に次々と現れる陋劣な輩。金縛りの術で魔剣をもてあそぶ松山主水、好色強欲な富豪高木彦右衛門、甘ったれの若殿光茂、そして、陰に陽に鍋島藩取り潰しを画策する松平信綱。「さあて、松平伊豆を殺しにゆくかね」杢之助の“いくさ人魂”に火がついた。 |
---|
0100000000000032413881
4-10-647014-4
隆慶一郎全集 巻14
隆慶一郎/著
新潮社
0
https://www1.e-hon.ne.jp/images/syoseki/ac/81/32413881.jpg?impolicy=PC_AC_M
/store/common/material/images/com_ic010.gif
BK
おすすめコメント
一日一日、死して生きる! 江戸と佐賀を股にかけ、烈々たる士魂が白熱する傑作。この男、毎朝死ぬことを日課としていた。思念のなかで、猛虎の爪に引き裂かれるさまを実感する。常住坐臥、死人として生きるべし――。泰平の世にあっても死の鍛錬を怠らず、義に生きた斎藤杢之助。その莫逆の友、中野求馬と巨漢の怪僧牛島萬右衛門の「葉隠武士」三人衆が、時の老中松平信綱の計略を挫き、明暦の大火の真相を斬る。