緑の花と赤い芝生
| 出版社名 | 中央公論新社 |
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| 出版年月 | 2018年9月 |
| ISBNコード |
978-4-12-005117-3
(4-12-005117-X) |
| 税込価格 | 1,760円 |
| 頁数・縦 | 247P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
「あたし、あんたみたいな女って大っ嫌い」だから、化けの皮を剥いでやりたかった。でも、こんなものが見たいんだったか…?専業主婦の母に育てられた、リケジョでバリキャリの志穂子。厳しい教師の母に育てられた、家庭に重点を置く杏梨。女としてのスタンスが異なる二人が。志穂子の兄と杏梨の結婚で突然交わった時、彼女たちは何を思い、動くのか?太宰賞受賞作家の新作。女性のリアルをえぐり出す! |
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おすすめコメント
津村記久子さん大絶賛! 「自分で選んだ人生を生きようともがく、対照的な二人の二十七歳。正確で精細に描かれた彼女たちの実感は、同じ壁の前でうつむく女の人たちの手を取るはずだ」専業主婦の母に育てられた、リケジョでバリキャリの志穂子。「お姫様願望剥き出しで、あんたみたいのがいるからこっちが大変なのよ」厳しい教師の母に育てられた、家庭に重点を置く典型的女子の杏梨。 「ひとりで気ぃ張って。勝手に女代表みたいな面してんちゃうわ!」外見も考え方も何もかもが異なる二人が、志穂子の兄と杏梨の結婚で、ある日突然交わってしまった――。 27歳の二人の女性、その生き方と未来を、太宰治賞受賞の実力派・伊藤朱里が、どぎついほど生々しくえぐり出す!