商品内容
| 要旨 |
時は六世紀。仏教導入派の蘇我馬子と反対派の物部守屋の対立が続いている時代。天才と噂される少年厩戸御子は、仏教経典を読み漁っていた。大叔父の馬子から、将来の仏教導入の“切り札”として期待されていたのだ。ある日、物部の姫に命を助けられた縁で御子は、物部守屋の邸を訪れた。守屋が披露したのは所蔵する膨大な数の経典。何故、排仏派の彼が―。一方、敏達天皇は、御子の異能を危険と判断、密かに抹殺すべく動き出す!敵同士である馬子と守屋は協力して、後の聖徳太子、厩戸御子を国外へ逃がそうとするが…!? |
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出版社・メーカーコメント
「人には見えないもの」に襲われる。幼い厩戸御子は悩んでいた。御子に霊性を感じた崇仏派の蘇我馬子、排仏派の物部守屋は御子を自分の陣営へ取り込もうとするのだが……。