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自閉症の息子をめぐる大変だけどフツーの日々

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-12-005456-3
4-12-005456-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 252P 20cm

商品内容

要旨

「僕は息子から、一生分の重要なものを渡された気がする」。28年間の泣き笑い家族史。

目次

1 波乱の航海(「個性ではない。障害です」医師の厳しい言葉に…僕が初めて「自閉症」と向き合った日
どうして「ハイハイ」ができないの!?…夫婦でお手本を見せた日々 ほか)
2 洋介の世界(最重度ですが何か?…「パンツの絆」でつながる父と子の話
真夜中、屋根の上に裸の子どもが…謎多き「夜の生活」 ほか)
3 光のほうへ(わが子を悪く言うようで…葛藤する障害程度の調査 慣れてるつもりでも
「この子に障害がなかったら一緒にしたかったこと」をすればいい…背中を押され山へ ほか)
4 共に育つ(「息子より一日だけ長く生きたい」と思ったこともあるけど…
弟が兄を追い越してしまうのが怖かった頃…次男と僕のフクザツな話 ほか)
対談 小児外科医・松永正訓さん―障害のある子の自立とは…やがて来る「子離れの試練」

出版社・メーカーコメント

「僕は息子から、一生分の何か重要なものを渡された気がする」――。アラサーとなった自閉症の長男。その出生から現在までを見守ってきた父親が、切実な中にもユーモアを交えながら綴った感動の家族史!

著者紹介

梅崎 正直 (ウメザキ マサナオ)  
1966年北九州市生まれ。90年読売新聞東京本社に入社し、その年、信州大学病院(長野県松本市)で始まった生体肝移植手術の取材を担当。95年『週刊読売』編集部に移り、13年間にわたって雑誌編集に携わった。新聞の社会保障部、生活教育部(大阪本社)などを経て、2017年からヨミドクターを担当し、現在編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)