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宮脇俊三の紀行文学を読む

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-12-005469-3
4-12-005469-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 277P 20cm

商品内容

要旨

昭和の赤字ローカル線、廃線跡、戒厳令下台湾の人々…「写真のいらない」紀行文学で、懐かしいあの頃へ旅をする。

目次

第1章 国内紀行1『時刻表2万キロ』
第2章 国内紀行2『最長片道切符の旅』
第3章 国内紀行3『終着駅へ行ってきます』
第4章 国内紀行4『時刻表おくのほそ道』
第5章 国内紀行5『失われた鉄道を求めて』
第6章 海外紀行1『台湾鉄路千公里』
第7章 海外紀行2『インド鉄道紀行』
第8章 小説『殺意の風景』
第9章 歴史紀行1 日本通史紀行三部作(『古代史紀行』『平安・鎌倉史紀行』『室町・戦国史紀行』)
第10章 歴史紀行2『時刻表昭和史』

出版社・メーカーコメント

内田百聞、阿川弘之につらなる鉄道紀行の第一人者・宮脇俊三の世界が今よみがえる! 宮脇の深い教養に裏打ちされた、「写真のいらない」紀行文学。国鉄がJRとなり、寝台特急がほとんど廃止され、北海道や九州からローカル線がほぼ消えるなど、宮脇が書いた鉄道風景はずいぶん変わってしまった。その点からも、懐かしさとともに、発見の多い内容となるだろう。今はなき鉄路の地図、多数収載。

著者紹介

小牟田 哲彦 (コムタ テツヒコ)  
昭和50年、東京生まれ。早稲田大学法学部卒業、筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻博士後期課程単位取得退学。日本及び東アジアの近現代交通史や鉄道に関する研究・文芸活動を専門とする。平成7年、日本国内のJR線約2万キロを全線完乗。世界70ヵ国余りにおける鉄道乗車距離の総延長は8万キロを超える。平成28年、『大日本帝国の海外鉄道』で第41回交通図書賞奨励賞受賞。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)