わが忘れえぬ人びと 縄文の鬼、都の妖怪に会いに行く
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2023年5月 |
ISBNコード |
978-4-12-005658-1
(4-12-005658-9) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 185P 19cm |
商品内容
要旨 |
棟方志功、土門拳、河合隼雄、梅原猛―自己とは何者かを問いつづけ、そして「ホトケ」になった者たち。「銀河鉄道各駅停車」の車窓から、敬愛する先達へ捧げるオマージュ。 |
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目次 |
1 棟方志功 板を彫る(血噴きの仕事 |
出版社・メーカーコメント
宗教史研究の碩学が愛してやまない先達に捧げる人物エッセイ。一人の師も弟子も必要とせず独立独歩の精神で生きた棟方志功、筑豊の子どもたちから古都奈良の仏像へ「命がけの転向の旅」をした土門拳、借り物の枠組みでなく自前の哲学、歴史観、人間観を追求した梅原猛、西洋と東洋のあいだ、科学と宗教のあいだに橋をかけるという難事業に取りくんだ河合隼雄。生きた世界も時代も異なるが、芯の部分において彼らに共通するものを見出しつつ、それぞれの魅力を味わい深い筆致でつづる。