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地球行商人 味の素グリーンベレー

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-12-005698-7
4-12-005698-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 493P 20cm

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要旨

1909年に発売され、うま味調味料として日本の食卓や台所になくてはならないといわれる「味の素」。今では、アジア、アフリカ、中南米を含め、世界中に広まっている。その普及の原動力となったのが、1960年代半ばにフィリピンで創設され、社内で「グリーンベレー」の異名をとる海外市場開拓チームだ。本書は、世界各国で現地スタッフによる直販営業部隊を率いる、あるいは現地に合わせた商品開発や拡販戦略を実行する日本人社員たちの、現在に至るまでの60年弱の奮闘を描くノンフィクション。文化の相違を乗り越えてビジネスを追求する彼らの挑戦を実名で紹介し、数々のリアルで興味深いエピソードを生き生きと伝える。ダイジェストでは、フィリピン、ペルー、ナイジェリアにおける「グリーンベレー」の活動を取り上げた。著者は経済小説家。都市銀行、証券会社、総合商社勤務をへて、2000年、国際協調融資を巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビューした。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年11月22日]

商品内容

要旨

立ちはだかる、国家の動乱と異文化の壁!!米陸軍特殊部隊と同じ異名をとるチームは、いかにして世界の食品市場を攻略してきたのか―

目次

第1章 フィリピン直販部隊創設
第2章 ベトナム全省踏破
第3章 中国市場開拓
第4章 ナイジェリア再建請負人
第5章 ペルーの大地に溶け込む
第6章 インド炎熱商人
第7章 エジプト革命と動乱の日々
第8章 ナイジェリアの納豆調味料

著者紹介

黒木 亮 (クロキ リョウ)  
1957年北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社勤務をへて、2000年、国際協調融資を巡る攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。大学時代は箱根駅伝に2度出場し、20kmで道路北海道記録を登り替えた。ランナーとしての半生は『冬の喝采』に綴られている。1988年からロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)