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毛沢東 革命と独裁の原点

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-12-005720-5
4-12-005720-8
税込価格 3,300円
頁数・縦 444P 20cm

商品内容

要旨

若き毛沢東が共産主義者になる前に書いた手紙、新聞記事、論考および旧ソ連の史料など膨大な資料を駆使し、今日まで続く独裁国家のルーツを説き明かす。

目次

序章 革命と独裁
第1章 原点
第2章 湘南第一師範
第3章 湖南自治運動と挫折
第4章 ソ連の影
終章 毛沢東と陳独秀―二つの道

出版社・メーカーコメント

習近平が統べる現代中国はなぜここまで強権的な独裁国家になったのか。それは、習近平が強烈に意識し、模倣してきた建国の父・毛沢東自身の躓きに由来するのだ。毛沢東にとって共産主義は、究極の「選択」だった。しかし、たとえ「救国」のためであっても、民主主義の理想をかなぐり捨てて暴力革命を選んだツケを、中国は今日まで払い続けている。若き毛沢東が書いた手紙、新聞記事、論考および旧ソ連の史料等をもとに、中国共産主義の原点を説き明かし、現代中国が類を見ない独裁国家になった遠因を炙り出す。

著者紹介

興梠 一郎 (コウロギ イチロウ)  
1959年、大分県生まれ。神田外語大学教授。九州大学経済学部卒業。三菱商事中国チームを経て、カリフォルニア大学バークレー校大学院修士課程修了、東京外国語大学大学院修士課程修了。外務省専門調査員(香港総領事館)、同省国際情報局分析第2課専門分析員、参議院第1特別調査室客員調査員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)