• 本

第二次世界大戦 上

改版

1939−42

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-12-005721-2
4-12-005721-6
税込価格 4,950円
頁数・縦 574P 20cm
シリーズ名 第二次世界大戦

商品内容

要旨

第一次史料をもとに、さまざまな戦闘の局面を詳細に分析、大戦前半期、優勢だった枢軸国側の破綻の要因を解明する。

目次

第1部 プレリュード(戦争を早めたもの
開戦時における両陣営戦力)
第2部 開戦―一九三九‐四〇年(ポーランド侵略
『奇妙な戦争』
フィンランド侵略)
第3部 激浪―一九四〇年(ノルウェー侵入
西部の蹂躙
英本土防衛戦
エジプトからの反撃
イタリア領東アフリカの制圧)
第4部 戦火拡大―一九四一年(バルカン諸国とクレタ島の攻略
ヒトラーのソ連志向
ソ連侵攻
ロンメルのアフリカ進撃
“十字軍作戦”
極東の戦雲
日本軍の圧倒的勝利)
第5部 転換期―一九四二年(独ソ戦局の転換
ロンメルの絶頂期
アフリカ戦局の転換
“たいまつ作戦”―大西洋からの新援軍
チュニスへの競走
太平洋戦争の転機
大西洋の戦い)

出版社・メーカーコメント

指揮官は何を考え、いかに決断したのか? 20世紀で最も偉大なイギリスの軍事史家が、第一次史料をもとに生涯をかけて、さまざまな局面を詳細に分析した不朽の名著。戦況図付

著者紹介

リデルハート,B.H. (リデルハート,B.H.)   Liddell Hart,Basil Henry
1895‐1970。イギリスの戦略家・軍事史家。ケンブリッジ大学を卒業後、陸軍に入り第一次世界大戦に従軍。ソンムの戦いで負傷し、退役後、各紙誌に軍事記事を執筆、1941年に発表した『戦略論』では間接的アプローチ戦略を主唱した。第二次世界大戦では、リベラルな価値観から戦略爆撃、無条件降伏といった方策に異議を唱えた
上村 達雄 (カミムラ タツオ)  
1920年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部文学科卒、慶應義塾大学大学院文学研究科修了。慶應義塾大学文学部教授、神戸学院大学教養部教授、同大学人文学部人間文化学科特任教授を歴任。2010年没
石津 朋之 (イシズ トモユキ)  
戦争歴史家。前防衛省防衛研究所戦史研究センター長。防衛庁防衛研究所(当時)入所後、ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部名誉客員研究員、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、シンガポール国立大学客員教授を歴任。放送大学非常勤講師、早稲田大学オープンカレッジ講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)