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畏怖 歴屍物語集成

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-12-005779-3
4-12-005779-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 215P 20cm

商品内容

要旨

元寇、比叡山、大奥…歴史の底から「屍」が這い寄る。日本史の深淵を覗く驚異の小説集。全編書き下ろし。

出版社・メーカーコメント

歴史小説家たちが紡ぐ時代の違う五つの物語が、あるひとつの「怪異」で繋がる。読後に訪れるこの震えは、恐怖か、驚愕か−−?異端にして傑作の歴史小説集、ここに誕生。5つの「畏怖」が、この国の歴史を塗り替える矢野 隆 有我 −−鎌倉時代、壱岐。元寇に抗う男に訪れたある異常。天野純希 死霊の山 −−室町時代、近江比叡山。霊峰に現れた狐憑きの正体は。西條奈加 土筆の指 −−江戸時代初期 中部地方。墓の土饅頭から土筆が生え……。蝉谷めぐ実 肉当て京伝 −−江戸時代後期、江戸市中。山東京伝の妻は、自らを「人魚」だという。澤田瞳子 ねむり猫 −−江戸時代末期、大奥。城内に現れる不可思議な病。