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ヤルタの娘たち チャーチル、ローズヴェルト、ハリマン父娘の愛と戦争の物語

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-12-005892-9
4-12-005892-1
税込価格 4,290円
頁数・縦 509P 20cm

商品内容

要旨

三大国の思惑が入り乱れるヤルタ会談の舞台裏で、機転と才覚により尊大で放縦な「父」を支えた英首相チャーチル次女セアラ、米大統領ローズヴェルト長女アナ、米駐ソ大使ハリマン次女キャシーの活躍と波瀾の生涯。

目次

第一部 「あの娘は彼らを上手に扱えるんだよ、だから一行は彼女を連れて行くのさ」(一九四五年二月一日
一九四五年二月二日
一九四五年二月二日 ほか)
第二部 「まるで、ほかのことと比べて会談が一番重要でないみたいね」(一九四五年二月四日
一九四五年二月四日
一九四五年二月五日 ほか)
第三部 「このことすべてを、さらにそれ以上のことを忘れずに私は永遠に心に留めておきます」(一九四五年四月一二日‐七月二七日
ヤルタ後)

出版社・メーカーコメント

三大国の思惑が入り乱れるヤルタ会談を舞台に、尊大・放縦な「父」を支え、機転と才覚により協定を成立へと導いた英首相チャーチル次女・セアラ、米大統領ローズヴェルト長女・アナ、米駐ソ大使ハリマン次女・キャスリーン(キャシー)の活躍と波瀾の生涯を描く

著者紹介

キャッツ,キャサリン・グレイス (キャッツ,キャサリングレイス)   Katz,Catherine Grace
シカゴ出身の作家・歴史家。2013年にハーヴァード大学にて、歴史学で学士号を取得。2014年には、防諜活動の起源に関する論文を執筆し、ケンブリッジ大学のクライスト・コリッジにて、近・現代ヨーロッパ史研究で修士号を取得。卒業後、金融関係の仕事に従事。マンハッタンのオフィスが入っているビルのロビーにある書店を偶然訪れたことが、歴史学の研究と執筆に戻るきっかけとなった。本書を2020年に出版。2023年に、ハーヴァード・ロースクールにて法務博士号を取得。本書『ヤルタの娘たち』は、最初の単行本作品である
砂村 榮利子 (スナムラ エリコ)  
東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。東京都立大学人文科学研究科修士課程にて、修士号を取得。2018年まで大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)