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太平記 鎮魂と救済の史書

中公新書 1608

出版社名 中央公論新社
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-12-101608-9
4-12-101608-4
税込価格 748円
頁数・縦 181P 18cm

商品内容

要旨

足利尊氏や新田義貞、楠木正成ら名だたる武将が活躍する『太平記』。しかしこの名高い戦記物がめざしたのは、英雄譚と言うよりも、南北朝動乱を生きた、名もなき人人への鎮魂と救済ではなかったか。怨霊の跋扈する、不条理にも見える物語世界が内包する『太平記』の精神とは。また、登場人物たちの体現する儒教的道義論や因果応報論が担ったものとは何なのか。単なる戦記物の枠を超えた『太平記』の世界への招待。

目次

第1章 後醍醐天皇の物語としての『太平記』(三部構成のあらまし
物語を貫く主人公とは ほか)
第2章 登場人物から読む『太平記』(楠木正成
新田義貞 ほか)
第3章 『太平記』の思想(第一部の思想
第二部の思想 ほか)
第4章 『太平記』の作者と作品論(『難太平記』にみる『太平記』の作成過程
恵鎮の履歴(官僧から遁世僧へ) ほか)

出版社
商品紹介

動乱を生き残った者には救済を。死者には鎮魂を。戦記物にとどまらない、『太平記』の精神にせまる試み。

著者紹介

松尾 剛次 (マツオ ケンジ)  
1954年(昭和29年)、長崎県に生まれる。東京大学大学院博士課程を経て、現在、山形県大学人文学部教授。東京大学文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)