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テロ 現代暴力論

中公新書 1639

出版社名 中央公論新社
出版年月 2002年5月
ISBNコード 978-4-12-101639-3
4-12-101639-4
税込価格 814円
頁数・縦 218P 18cm

商品内容

要旨

国際社会への暴力的な示威・脅迫行為である現代テロは、一九六八年のイスラエル航空機ハイジャック事件によって幕を開けた。冷戦時代は東西の代理戦争的側面を持っていたテロだが、冷戦終結後、かえって規模が拡大し、手段も過激化している。一般市民を巻き込む非常識的な方法で世界観の対立を表現してきたテロ。その事例から学べることは何か。現実のものとなりつつあるメガデス・テロを防ぐための要点を示す。年表つき。

目次

序章 「目的なきテロ」の時代
第1章 テロとは何か
第2章 現代テロの始まり―一九六八年
第3章 現代テロの衰退
第4章 イスラム・テロの勃興
第5章 冷戦後のテロ―ポストモダン・テロの登場
第6章 二一世紀のテロ

著者紹介

加藤 朗 (カトウ アキラ)  
1951年(昭和26年)、鳥取県米子市に生まれる。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同大学院政治研究科国際政治修士課程修了。防衛研究所助手、桜美林大学国際学部助教授を経て、現在、同大学教授。専門は国際政治、紛争・平和研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)