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ラテン語の世界 ローマが残した無限の遺産

中公新書 1833

出版社名 中央公論新社
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-12-101833-5
4-12-101833-8
税込価格 946円
頁数・縦 288P 18cm

商品内容

要旨

かつてローマ文明を支えたラテン語の生命力は、二千年経った現在でも衰えていない。ラテン語は、生物学などの学問やキリスト教で使われるとともに、イタリア語やフランス語、スペイン語などをも生み出した。さらに、その言語構造が持つ普遍性ゆえに、英語や日本語にも影響を与えている。身近な言葉や箴言、いまも残る碑文などの豊富な例をひきながら、ラテン語の特徴やその変遷、ラテン文学のエッセンスを楽しく語る。

目次

ラテン語と現代
世界のなかのラテン語
ラテン語文法概説
拡大するラテン語
ラテン語と文学
黄金時代の文学者
白銀時代の文学者
ラテン語の言葉あれこれ
変わりゆくラテン語
ラテン語はいかに生き延びたか
中世ラテン語
その後のラテン語

おすすめコメント

ローマが残した無限の遺産――ことわざや碑文ヲ通じて母なる言葉を愉しむ。

著者紹介

小林 標 (コバヤシ コズエ)  
1945年、北海道生まれ。京都大学文学部卒業。京都産業大学教授等を経て、大阪市立大学大学院文学研究科教授。専攻、ラテン・ロマンス諸語比較文献学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)