
軍神 近代日本が生んだ「英雄」たちの軌跡
中公新書 1904
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2007年7月 |
ISBNコード |
978-4-12-101904-2
(4-12-101904-0) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 356P 18cm |
商品内容
要旨 |
かつて「軍神」と呼ばれる存在があった。彼らは軍国主義的思潮の権化として意図的に生み出されたわけではない。日露戦争における廣瀬武夫少佐の例をみればわかる通り、戦争によって強まった日本人の一体感の中から、期せずして生み出されたのである。だが、昭和に入ると、日本人が共感できる軍神像は変化し、それは特攻作戦を精神的に支えるものとなる。本書は、軍神を鏡として戦前の日本社会の意識を照射する試みである。 |
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目次 |
第1章 軍神の誕生―廣瀬武夫と橘周太(旅順口閉塞作戦 |