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江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち

中公新書 2093

出版社名 中央公論新社
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-12-102093-2
4-12-102093-6
税込価格 968円
頁数・縦 307P 18cm

商品内容

要旨

徳川の世は泰平。人びとはどこへでも旅ができる喜びを実感する。旅といえば辛く悲しいという中世以来の意識は劇的に変化し、「楽しい」「面白い」が紀行文の一つの型となり、さらに「いかに実用的か」が求められるようになる。辺境への関心も芽生え、情報量も豊富になっていく。好奇心いっぱいの殿様の旅、国学者のお花見、巡検使同行の蝦夷見聞などを通して、本書は江戸の紀行文の全体像を浮かび上がらせるものである。

目次

第1章 『おくのほそ道』は名作か?
第2章 林羅山と名所記―『丙辰紀行』を読む
第3章 石出吉深と寺社縁起―『所歴日記』を読む
第4章 貝原益軒と博物学―『木曾路記』『南遊紀事』を読む
第5章 本居宣長と古典文学―『菅笠日記』を読む
第6章 橘南谿と奇談―『東西遊記』を読む
第7章 古川古松軒と蝦夷紀行―『東遊雑記』を読む
第8章 土屋斐子と女流紀行―『和泉日記』を読む
第9章 東海道の紀行はなぜつまらないのか?
第10章 小津久足と旅心―『青葉日記』を読む
終章 その後の紀行―幕末から明治へ

著者紹介

板坂 耀子 (イタサカ ヨウコ)  
1946年(昭和21年)、大分県に生まれる。九州大学文学部、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。熊本短期大学講師、愛知県立短期大学講師、助教授、福岡教育大学助教授、教授を経て、福岡教育大学名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)