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魏志倭人伝の謎を解く 三国志から見る邪馬台国

中公新書 2164

出版社名 中央公論新社
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-12-102164-9
4-12-102164-9
税込価格 990円
頁数・縦 210P 18cm

商品内容

要旨

考古学調査と並び、邪馬台国論争の鍵を握るのが、「魏志倭人伝」(『三国志』東夷伝倭人の条)である。だが、『三国志』の世界観を理解せずに読み進めても、実像は遠のくばかりだ。なぜ倭人は入れ墨をしているのか、なぜ邪馬台国は中国の東南海上に描かれたのか、畿内と九州どちらにあったのか。『三国志』研究の第一人者が当時の国際情勢を踏まえて検証し、真の邪馬台国像に迫る。「魏志倭人伝」の全文と詳細な訳注を収録。

目次

第1章 倭人伝と邪馬台国論争
第2章 倭人伝の執筆意図
第3章 倭国を取り巻く国際関係
第4章 理念の邪馬台国
第5章 邪馬台国の真実
附章 魏志倭人伝訳注

出版社・メーカーコメント

邪馬台国はどこに? 日本人の心を捉えて離さない邪馬台国論争。当時の世界観を理解し、「魏志倭人伝」を読み解けば、答えが見える。

著者紹介

渡邉 義浩 (ワタナベ ヨシヒロ)  
1962(昭和37)年、東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。文学博士。現在、大東文化大学文学部教授。専門は中国古代史。三国志学会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)