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明治維新と幕臣 「ノンキャリア」の底力

中公新書 2294

出版社名 中央公論新社
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-12-102294-3
4-12-102294-7
税込価格 902円
頁数・縦 233P 18cm

商品内容

要旨

明治維新は、西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允ら薩長土肥の志士が中心となって成し遂げたというイメージが強い。進取の気風に富む西南雄藩が、旧態依然たる江戸幕府に取って代わったのは、歴史的必然だったとさえ捉えられている。だが本当に幕府は無為無策で、すぐれた人材を欠いていたのか。本書は、行政実務に精通し、政権交代後も継続登用された中・下級の旧幕臣たちに光を当てるものである。明治維新への新たな視座。

目次

第1章 「天下太平」と江戸幕府
第2章 旗本と御家人―江戸幕府の柱石
第3章 幕末の政局と幕臣
第4章 明治維新―「旧幕府」と「新政府」
第5章 「ノンキャリア」の活躍
第6章 藩閥になった幕臣

著者紹介

門松 秀樹 (カドマツ ヒデキ)  
1974年(昭和49年)、神奈川県に生まれる。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、尚美学園大学非常勤講師、常磐大学非常勤講師などを務める。専攻は日本政治史、日本行政史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)