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核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ

中公新書 2301

出版社名 中央公論新社
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-12-102301-8
4-12-102301-3
税込価格 968円
頁数・縦 266P 18cm

商品内容

要旨

唯一の戦争被爆国である日本。戦後、米国の「核の傘」の下にありながら、一貫して「軍事利用」には批判的だ。だが原子力発電を始めとする「平和利用」についてはイデオロギーと関わりなく広範な支持を得てきた。東日本大震災後もなお支持は強い。それはなぜか―。本書は、報道、世論、知識人、さらにはマンガ、映画などのポピュラー文化に注目、戦後日本人の核エネルギーへの嫌悪と歓迎に揺れる複雑な意識と、その軌跡を追う。

目次

第1章 被爆から「平和利用」へ―占領下〜1950年代(原爆投下は「神の摂理」
原子力の夢―湯川秀樹のノーベル物理学賞受賞 ほか)
第2章 核の現実とディストピア世界―1960年代(恐怖―核実験から核戦争へ
圧倒的な核戦争のイメージ ほか)
第3章 原発の推進・定着と懐疑―1970年代(プロレスマンガとホラーマンガ
核拡散防止条約というジレンマ ほか)
第4章 消費される核と反核―1980年代(清水幾太郎の核武装論―被爆国という特権
「持ち込ませず」は守られているか ほか)
第5章 安定した対立構造へ―1990年代から3・11後(テレビのなかの核の危機
惨劇の記号化―繰り返されるイメージ ほか)

著者紹介

山本 昭宏 (ヤマモト アキヒロ)  
1984年奈良県生まれ。京都大学文学部卒。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、神戸市外国語大学専任講師。専攻は日本近現代文化史、歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)