〈どんでん返し〉の科学史 蘇る錬金術、天動説、自然発生説
中公新書 2476
出版社名 | 中央公論新社 |
---|---|
出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-12-102476-3
(4-12-102476-1) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 218P 18cm |
商品内容
要旨 |
ありふれた金属から金や銀を作り出そうとする錬金術。ニュートンすらその魅力に取り憑かれていたが、元素の概念が普及すると荒唐無稽だと退けられた。だが20世紀になると物理学者ラザフォードが「新しい錬金術」と称した物理学の進展によって、今では自在に元素の変換が可能になった。天動説、不可秤量物質、エーテル、自然発生説など、一度は否定され、別の視点から復活するトピックに注目して描かれる、もう一つの科学史。 |
---|---|
目次 |
1章 蘇る錬金術(奇妙な貴族の紋章 |
おすすめコメント
鉄や水銀などのありふれた金属から金銀を作り出そうとしたのが錬金術で、ニュートンですら錬金術にとりつかれていた。19世紀に元素の概念が普及すると、錬金術は荒唐無稽なものとして退けられていったが、20世紀、ラザフォードが「新しい錬金術」と称した物理学の進展によって、いまでは自在に新元素を創れるようになった。天動説、自然発生説など、否定され、再復活するトピックに注目して描かれる、もう一つの科学史。