太閤検地 秀吉が目指した国のかたち
中公新書 2557
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2019年8月 |
ISBNコード |
978-4-12-102557-9
(4-12-102557-1) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 273P 18cm |
商品内容
要旨 |
豊臣(羽柴)秀吉が実施した政策、太閤検地。その革新性はどこにあるのか―。秀吉は、各地を征服するたび奉行を派遣し、検地を断行。全国の石高を数値で把握し、加増や減封、国替えを容易にすることで、統治権力を天下人に集約した。中央集権の成果は、のちに江戸幕府の支配基盤ともなる。本書は、太閤検地の実態を描き、単なる土地制度上の政策にとどまらず、日本の社会構造を大きく変えた意義を示す。 |
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目次 |
序章 太閤検地と日本近世社会 |
おすすめコメント
なぜ豊臣秀吉は検地を全国レベルで徹底して行ったのか。彼の最重要政策を再検討し、日本史の中に位置づける試み。検地の軌跡をたどることで、土地制度だけでなく社会構造をも変える狙いが見えてくる。