統計分布を知れば世界が分かる 身長・体重から格差問題まで
中公新書 2564
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2019年10月 |
ISBNコード |
978-4-12-102564-7
(4-12-102564-4) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 171P 18cm |
商品内容
要旨 |
一見バラバラに見えるデータでもグラフにすれば特徴が浮かび上がる。身長やテストの点数は真ん中が一番多い釣鐘型のカーブ(正規分布)に、地震の頻度やウェブの被リンク数は右肩下がりの曲線(べき乗分布)になる。そして体重や町村の人口は、釣鐘型だが左側が縮み右側が伸びたカーブになる(対数正規分布)。なぜ世界のほとんどの物事はこの3種類になるのか。仕組みを説明し、データに潜む真理から何が読み取れるかを明かす。 |
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目次 |
第1章 統計的に考えるとはどういうことか―大人の身長と正規分布 |
おすすめコメント
一見バラバラに見えるデータでもグラフにしてみると、その姿が見えてくる。サイコロの目やテストの点数は、中央が一番多い釣鐘型のカーブ(正規分布)、地震の規模と頻度、ウェブのリンク数は右肩下がりの曲線(べき乗分布)になる。そして体重や都市の人口は釣鐘型の右側が伸びたカーブになる(対数正規分布)。どうして世の中の出来事はこの3つの分布になるのか。仕組みと特徴を説明し、データに潜む真理を明らかにする。