台湾の歴史と文化 六つの時代が織りなす「美麗島」
中公新書 2581
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年2月 |
ISBNコード |
978-4-12-102581-4
(4-12-102581-4) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 269P 18cm |
商品内容
要旨 |
街路に残る古跡や廟、人びとに愛される名物料理、信仰と祭り―。「美麗島」とも称される台湾に、今も息づく独自の文化。その伝統は一六二四年のオランダ統治以来、鄭氏、清朝、日本、国民党に至るまで、各時代の外来政権との関係によって形作られてきた。本書では、激動の台湾を生きた人びとの視点から、四百年におよぶ歴史をたどる。台湾をより深く知るための案内を豊富にまじえて、多様な文化の魅力を活写する。 |
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目次 |
第1章 離島と山岳地帯―台湾の先住民族 |
おすすめコメント
一六二四年のオランダ統治以来、清朝や日本、国民党政権など、外来政権をめぐる歴史のなかで台湾の文化は形成されてきた。本書では、四百年におよぶ台湾の歴史とそこで育まれた文化を、今も残る伝統的な暮らしや街並みの紹介をまじえながら、丹念に描き出す。文化人類学者の國部直一や、作家の葉石濤など、戦争と混乱の時代を生き抜いた人々の眼差しから、旅行書では分からない台湾の魅力と実像が浮かび上がる。