北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像
中公新書 2601
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年7月 |
ISBNコード |
978-4-12-102601-9
(4-12-102601-2) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 251P 18cm |
商品内容
要旨 |
建武三年(一三三六)、京都を制圧した足利尊氏は新天皇を擁して幕府を開いた。後醍醐天皇は吉野に逃れ、二帝が並び立つ時代が始まる。北朝の天皇や院は幕府の傀儡だったと思われがちだが、歴代将軍は概して手厚く遇した。三代義満による南北朝の合一以降、皇統は北朝系が占めた。一見無力な北朝は、いかに将軍の庇護を受け、生き残りに成功したか。両者の交わりをエピソード豊かに描き、室町時代の政治力学を解き明かす。 |
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目次 |
序章 戦国時代の天皇即位儀と将軍 |
おすすめコメント
北朝の天皇は室町幕府の「傀儡」だったのか? 両者の交わりをエピソード豊かに紹介し、困難な時代を生き抜いた天皇家の軌跡を描く。