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板垣退助 自由民権指導者の実像

中公新書 2618

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-12-102618-7
4-12-102618-7
税込価格 946円
頁数・縦 260P 18cm

商品内容

要旨

「板垣死すとも自由は死せず」の言で名高い板垣退助(1837〜1919)。戊辰戦争で官軍の指揮官として名声を得た彼は、維新後、政権に参画するも西郷隆盛らと下野。民選議会設立を求め自由民権運動に邁進し、日本初の全国政党・自由党を結成する。議会開設後は第一党のトップとして藩閥政府と対峙。のちには大隈重信と初の政党内閣を組織した。多くの大衆から愛され、近代日本に大きな足跡を残した志士の真実。

目次

第1章 戊辰戦争の「軍事英雄」―土佐藩の「有為の才」
第2章 新政府の参議から民権運動へ
第3章 自由民権運動の指導者―一八八〇年代
第4章 帝国議会下の政党政治家―院外からの指揮
第5章 政治への尽きぬ熱意―自由党への思い
終章 英雄の実像―伝説化される自由民権運動

出版社・メーカーコメント

「板垣死すとも自由は死せず」の言で名高い板垣退助(1837〜1919)。戊辰戦争で官軍の指揮官として名声を得た彼は、維新後、西郷隆盛らと一時政権に参画するも下野。民選議会設立を求め自由民権運動に邁進し、日本初の全国政党・自由党を結成する。議会開設後は第一党のトップとして藩閥政府と対峙。のちには大隈重信と初の政党内閣を組織した。多くの大衆から愛され、近代日本に大きな足跡を残した志士の真実。

著者紹介

中元 崇智 (ナカモト タカトシ)  
1978(昭和53)年兵庫県生まれ。2000年立命館大学文学部日本史学科卒。07年名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。高千穂大学商学部准教授などを経て、中京大学文学部歴史文化学科教授。専攻・日本近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)