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コロナ危機の政治 安倍政権vs.知事

中公新書 2620

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-12-102620-0
4-12-102620-9
税込価格 1,078円
頁数・縦 356P 18cm

商品内容

要旨

二〇二〇年一月十五日に日本で最初の罹患者が確認された新型コロナウイルス感染症。中国・武漢での発生から日本への到来、一斉休校、緊急事態宣言とその解除、そして安倍政権の退陣まで。この九か月に及ぶ経緯から見えてきたのは、強大な権力を手に入れて「一強」とまで言われた「首相支配」への制約だった。安倍政権と知事らの対応のプロセスを丹念にたどり、危機が明らかにした日本の政治体制とその問題点を描く。

目次

序章 コロナ危機
第1章 コロナ危機対応の見方
第2章 初動期
第3章 緊急事態宣言の発令
第4章 安倍政権の動揺
第5章 緊急事態宣言の解除
第6章 安倍内閣の終焉
第7章 首相の指導力への制約要因

出版社・メーカーコメント

二〇二〇年一月十五日に日本人初の罹患者が確認された新型コロナウイルス感染症。中国・武漢での発生から日本への到来、小中高の一斉休校、緊急事態宣言とその解除、そして安倍政権の退陣まで。この九か月に及ぶ経緯から見えてきたのは、強大な権力を手に入れ「一強」とまで言われたはずの「首相支配」の意外な弱さだった。安倍政権と知事らの対応のプロセスを丹念にたどり、変貌する日本の政治体制を描く。

著者紹介

竹中 治堅 (タケナカ ハルカタ)  
1971年(昭和46年)、東京都に生まれる。93年東京大学法学部卒業。同年大蔵省入省。98年スタンフォード大学政治学部博士課程修了、Ph.D.(政治学)。99年政策研究大学院大学助教授、2007年准教授を経て、10年より教授。専攻は比較政治、日本政治。著書に『参議院とは何か―1947〜2010』(中公叢書、2010年、第10回大佛次郎賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)