「徴用工」問題とは何か 朝鮮人労務動員の実態と日韓対立
中公新書 2624
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年12月 |
ISBNコード |
978-4-12-102624-8
(4-12-102624-1) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 246P 18cm |
商品内容
要旨 |
2018年秋、韓国最高裁は「徴用工」訴訟で韓国人被害者への賠賞を日本企業に命じた。日本の最高裁でも、韓国の高裁でも原告敗訴だったが、なぜそれが一転したか―。本書は、日本統治下の朝鮮人労務者の実態から、今なぜ問題が浮上したかまでを描く。この問題は、歴史的事実、総動員体制、戦後処理、植民地主義、歴史認識、国際法理解、司法の性格など多岐にわたる。それらを腑分けして解説、日韓和解の糸口を探る。 |
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目次 |
第1章 帝国日本の朝鮮統治 |
出版社・メーカーコメント
2018年秋、韓国最高裁は「徴用工」訴訟で韓国人被害者への賠償を日本企業に命じた。同種の裁判は20世紀末に日本の最高裁で、00年代半ばに韓国でも原告敗訴だった。なぜそれが一転したのか。本書は、日本統治下の朝鮮人労務者の実態から、今なぜ問題化したかまでを描く。この問題は、事実関係から離れ、個人請求権、歴史認識、国際法理解、司法の性格など多岐にわたる。本書ではそれらを腑分けし解説、日韓和解への解決の糸口を探る。