国鉄 「日本最大の企業」の栄光と崩壊
中公新書 2714
出版社名 | 中央公論新社 |
---|---|
出版年月 | 2022年8月 |
ISBNコード |
978-4-12-102714-6
(4-12-102714-0) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 382P 18cm |
商品内容
要旨 |
1949年に誕生した国鉄は、復旧途上の設備で旅客・貨物輸送を一手に担い、戦後の高度成長を支え、新幹線もつくった。「鉄道は国家なり」であった。だが交通手段の多様化でシェアは低下、自立的な経営もままならず、赤字が雪だるま式に増え、労使関係も悪化、ついに1987年に分割民営化された。今、人口減、IT化、コロナ禍を受け、鉄道は再び危機に瀕している。国鉄の歴史に何を学ぶか、JR九州初代社長が明かす。 |
---|---|
目次 |
第1章 戦後の混乱と鉄道マンの根性 |
出版社・メーカーコメント
1949年に設立された公共企業体・国鉄は、復興半ばの不十分な設備で旅客・貨物を一手に運び、戦後の高度経済成長を支えた。まさに、「鉄道は国家なり」であった。しかし交通手段の多様化によりシェアは低下、自立的な経営もままならず、赤字は雪だるま式に増え、労使関係も悪化、1987年に分割民営化された。少子化、コロナ禍のいま、鉄道は再び危機に瀕している。国鉄の歴史に何を学ぶべきか、元JR九州社長が語る。