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テレビと宗教 オウム以後を問い直す

中公新書ラクレ 293

出版社名 中央公論新社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-12-150293-3
4-12-150293-0
税込価格 924円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

「無宗教です」と平気で答える日本人。今や、この国の精神文化は荒地と化した。テレビという“制度”のみが文化の礎たる宗教心に接する唯一の場となった我々の、末法的状況への苦き提言。

目次

序章 宗教がバラエティ番組化する
第1章 今、放送されている心霊・超能力番組に危険性はないのか?
第2章 真実か、やらせか、はたまたバラエティか
第3章 どうして規制はかからないのか
第4章 テレビと宗教関連番組の六〇年史―四つのタイプ
第5章 日本では嫌われる教団番組
第6章 集中報道される宗教団体事件
第7章 ステレオタイプ化する宗教―そして、バラエティ番組だけになった
終章 情報化社会と宗教のゆくえ

著者紹介

石井 研士 (イシイ ケンジ)  
國學院大學神道文化学部教授。1954年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科宗教学・宗教史学専攻博士課程単位取得満期退学後、東京大学文学部助手、文化庁宗教課専門職員を経て現職。1994年、『銀座の神々―都市に溶け込む宗教』(新曜社)で日本宗教学会賞、1999年、『戦後の社会変動と神社神道』(大明堂)で神道宗教学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)