「第三者委員会」の欺瞞 報告書が示す不祥事の呆れた後始末
中公新書ラクレ 685
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年4月 |
ISBNコード |
978-4-12-150685-6
(4-12-150685-5) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
不祥事のたびに発足される日本独自の“慣例”の虚実。不祥事を起こした企業や行政組織が、外部の専門家に委嘱して設置し、問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」。だが、真相究明どころか、実際は関係者が身の潔白を「証明」する“禊のツール”になっていることも少なくない。調査中は世間の追及から逃れる“隠れ蓑”になり、ほとぼりも冷めかけた頃に、たいして問題はなかった―と太鼓判を押すような報告書もあるのだ。第三者委員会を徹底分析する。 |
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目次 |
第1章 第三者委員会の呆れた実態―報告書、それを生み出した組織の正体が見える(説得力なし。「書き直し」を命じられたザンネンな作文 |
おすすめコメント
不祥事を起こした企業や行政組織が、外部の専門家に委嘱して設置し、問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」。だが、真相究明どころか、実際は関係者が身の潔白を「証明」する?禊のツール≠ノなっていることも少なくない。調査中は世間の追及から逃れる?隠れ蓑≠ノなり、ほとぼりも冷めかけた頃に、たいして問題はなかった――と太鼓判を押すような報告書もあるのだ。第三者委員会を徹底分析する。