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裁判官の正体 最高裁の圧力、人事、報酬、言えない本音

中公新書ラクレ 839

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-12-150839-3
4-12-150839-4
税込価格 990円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

司法修習生時代から最高裁の「洗礼」を受けます。「上」にそれとなく判決の方向性を指示されます。最高裁に逆らい、見せしめに飛ばされた裁判官もいます。そのうえ、裁判官が俗物だから、冤罪はなくならないのです。本書は元判事の著者が「裁判官の独立」がいかに脅かされやすいのか、そして、裁判官がいかに俗物であるかを明らかにします。袴田事件のようなとんでもない冤罪事件が起きるのはなぜなのか。その淵源を直視します。

目次

第一章 事件処理
第二章 判決という重圧
第三章 人事、予算、庁舎管理…。裁判以外の仕事
第四章 人事
第五章 報酬
第六章 転勤三昧。旅がらす私生活
第七章 俗人裁判官の心がけ

出版社・メーカーコメント

司法修習生時代から最高裁の「洗礼」を受けます。「上」にそれとなく判決の方向性を指示されます。最高裁に逆らい、見せしめに飛ばされた裁判官もいます。そのうえ、裁判官が俗物だから、冤罪はなくならないのです。本書は元判事の著者が「裁判官の独立」がいかに脅かされやすいのか、そして、裁判官がいかに俗物であるかを明らかにします。袴田事件のようなとんでもない冤罪事件が起きるのはなぜなのか。その淵源を直視します。

著者紹介

井上 薫 (イノウエ カオル)  
1954(昭和29)年東京都生まれ。東京大学理学部化学科卒、同修士課程修了。司法試験合格後、判事補を経て1996年判事任官。2006年退官し、2007年弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)