
大衆の反逆
中公クラシックス W15
| 出版社名 | 中央公論新社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2002年2月 |
| ISBNコード |
978-4-12-160024-0
(4-12-160024-X) |
| 税込価格 | 1,595円 |
| 頁数・縦 | 24,263P 18cm |
書店レビュー
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
オルテガはスペインの哲学者である。1930年代、当時ヨーロッパの急激な人口増加により、大衆が社会的勢力を担うようになった世を観察し、練り上げたのが本書である。オルテガはヨーロッパの没落を確信し、大衆の無道徳性に危機感を持った。「一般人は、技術的、社会的にこれほど完全なこの世界に生きているので、それを自然がつくったのだと信じており、それを創造できたのは、卓越した人々が努力してくれたおかげだということをけっして考えない。」と批判する。以前は幸運のたまものとみなされ、運命に対する敬虔な感謝を呼びおこしたようなことが、感謝すべき権利でなく、要求しうる当然の権利に変わったのである。その結果、大衆的人間には次のような特徴が見られるとして次の二つを挙げている。それは、大衆的人間の性格の無制限な拡大と、生活を便利にしてくれたすべてのものにたいする、まったくの忘恩とである。本書は70年以上もまえに、しかも遠く離れたヨーロッパで書かれた論文であるにもかかわらず、いまの日本に生きるわれわれの心にも、ぐさりと突き刺さるような辛辣な批判ではないだろうか。また、オルテガは生についても次のように述べている。「あらゆ
(2008年12月24日)
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商品内容
| 要旨 |
20世紀が生んだ「慢心した坊ちゃん」大衆と大衆社会の病理を説く。 |
|---|---|
| 目次 |
第1部 大衆の反逆(密集という事実 |
| 出版社 商品紹介 |
20世紀の大衆化社会の出現とその病理をいち早く予言し「生」の全体的建て直しをめざした記念碑的名著。 |

