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韓国のイメージ 戦後日本人の隣国観

増補版

中公新書 1269

出版社名 中央公論新社
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-12-191269-5
4-12-191269-1
税込価格 880円
頁数・縦 266P 18cm

商品内容

要旨

今日の日本人の韓国像は、一方に文化相対主義的理解があれば、他方に伝統的蔑視があり、イデオロギー的立場からの賞賛や沈黙の一方に、若い文化的関心層があって一様ではない。それでは、戦後日本の韓国像はどのように変化してきたのか。戦後日本人の韓国観の変遷を二十年ごとの三つの時期区分で論じた名著に、今回新たに四つめの時期となる「韓流の時代」を論じる章を増補し、あの狂騒の時代を歴史のなかに位置づける。

目次

第1章 変化するイメージ
第2章 関心型
第3章 戦後イメージの原型
第4章 独裁国家の行方
第5章 似て非なる国
第6章 共存するイメージ
第7章 時は流れる

著者紹介

鄭 大均 (テイ タイキン)  
1948年(昭和23年)、岩手県に生まれる。立教大学とUCLAで学ぶ。81年に渡韓、啓明大学校外国学大学副教授等を経て95年に帰国、現在、首都大学東京・人文科学研究科教授。ナショナル・アイデンティティ、エスニック研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)